JA加美よつばでは、安全・安心で環境に配慮した野菜の栽培に取り組んでいます。
JA加美よつばの自慢の野菜と花をご紹介します。
長ネギ(なかにいだねぎ)
JA加美よつば管内を流れる清流「鳴瀬川」の河川敷には、ねぎ畑の緑の絨毯が並んでいます。
昭和56年、旧中新田町農協時代、3名の生産者が作付したのが始まりです。
現在は、転作田などでネギを栽培する宮城県内最大の産地に成長しました。主な品種は「ホワイトソード」「夏扇パワー」などで、『なかにいだねぎ』の名称で周年出荷しています。JA加美よつばでは夏ネギの鮮度維持のため、予冷装置を中新田支店野菜集出荷場に設置しました。
ホウレンソウ
JA加美よつば管内の色麻町では、雨除けハウスを利用したホウレンソウの栽培が盛んです。
JA加美よつばほうれん草部会ではトレサビリティを実施しながら個人名印刷の袋を使い、安心・安全な農産物であることをアピールしながら部会一丸となって取り組んでいます。
また、部会員の多くが連作障害を避けるための土壌消毒や農薬を使わず、フスマを活用した「土壌還元消毒」を行っています。土壌還元消毒は土壌病原菌の消毒効果に加え、フスマの利用で費用が安く、環境にもやさしい取り組みです。
タマネギ(バッハオニオン)
「バッハオニオン」は地域の「中新田バッハホール」にちなみ、音楽家ヨハン・ゼバスティアン・バッハの名を冠した、自慢のブランドタマネギです。
収穫から調整・出荷まですべて手作業で行っています。JA産タマネギは皮がとても柔らかく、甘いので手作業でなければ品質を大きく損なってしまうためです。
「バッハオニオン」は新タマネギのように柔らかく、しかも爽やかな甘さが特徴で、サラダで食べるのが一番!!生産者から生活者へ丹精込めてお届けしています。
平成24年に、当JA産タマネギを使った「バッハオニオンカレー」を開発し販売。また平成27年2月から当JA産加工用トマトとの夢のコラボレーション品「トマトと玉ねぎのソース」を販売。バッハオニオンの甘みとトマトの程よい酸味、うまみが凝縮され、どんな料理にも相性抜群。一度ご賞味ください。
加工用トマト
JA加美よつばは平成21年からトマトケチャップの原料として、JA6次化商品「とまとけちゃっぷ」の原料である加工用トマトの栽培を始めました。一般の雨よけハウスを使っての栽培とは違い、全て露地栽培で栽培しています。果肉が赤く、肉厚で食味が良いのが特徴です。
個人や集落営農組合で栽培しています。集落営農組合では転作田を利用して栽培しており、集落営農組合の組合員(メンバー)で分担して作業しています。収穫時期が真夏なので、早朝・5時から9時まで、午後は3時から6時までの涼しい時間に作業を行っています。
エノキ茸(白い音符)
JA加美よつば産のエノキダケは、『田んぼの中のコンサートホール』として有名な音楽堂「バッハホール」にちなみ、 エノキダケが音符に似ていることから、「白い音符」という名称で、音符をデザインした袋で販売しています。
JA加美よつば産のエノキダケは東北一の生産地です。
JA加美よつば産のエノキダケは茎が太くて傘もつるりと丸く、「シャキシャキ」とした食感が特徴です。
キノコ類は食物繊維が豊富なので、冬の鍋物だけでなく、一年を通じてヘルシーな食材として注目を浴びています。
サボイキャベツ(西洋野菜)
JA加美よつばの生産組織「加美町中新田新園(しんえん)倶楽部(くらぶ)」は昭和62年の設立で、ズッキーニから始まり、サボイ・ビエトラなど十数種類の西洋野菜を栽培してきました。現在ではサボイとリーキの2品目を作付しています。
代表的な野菜・サボイはフランス原産のキャベツの一種でチリメン状の葉が特徴です。ロールキャベツなど、煮込み料理に最適な食材として、豊洲市場などに出荷されています。